令和6年度のアルコール関連問題研修会が開催され、講師を務めました。参加者は依存症問題の相談支援にあたる皆さんです。研修は鶴岡田川断酒新生会と鶴岡田川家族会の方の活動紹介からはじまり、私は『アルコール依存症の理解と家族支援~基礎知識からサポートの実践へ~』と題してアルコールの特性や援助支援の大事なポイントを紹介しました。アルコール依存症は否認の病気とも言われ医療に繋がりにくく、重症化すると健康問題だけでなく飲酒運転や暴力、自殺などと影響が多岐に及びます。
回復には本人の積極的な治療はもちろんですが、ご家族や周囲のサポートが大切です。関係者の連携を深めて、地域内で早期介入が促進されるように活動を続けます。準備にあたった庄内保健所の皆さん、ありがとうございました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。