小林 和人 院長
経歴
1975年 千葉県生まれ、福岡県で育つ
2000年 3月 東京大学医学部医学科を卒業
東京大学医学部附属病院精神科にて研修後
2002年 6月 福島県郡山市、財団法人金森和心会・針生ヶ丘病院へ就職
2008 年 7月 山形県酒田市、医療法人山容会・山容病院へ就職
2011年 7月 同院院長に就任
2014年 5月 医療法人山容会理事長に就任
資格
医学博士/精神保健指定医/精神科専門医等 有資格者
受賞歴
第 4 回福島精神医学カズイスティーク研究奨励会 優秀論文賞(2003)
所属学会
日本精神神経学会、日本臨床精神神経薬理学会
減薬という旅の彼方に〜学ぶことで薬を減らそう〜
東京大学医学部を卒業後、同大学附属病院精神科で研修し、福島県内の病院に2年勤務した後、自転車でシルクロード横断、オーストラリア横断を行う。2008年、縁もゆかりもなかった山形県酒田市の山容病院へ就職、2011年院長、2014年理事長に就任。経営、病院管理、臨床の3役をこなし、減薬に取り組みながら、病院改革、地域での啓発、医師会業務、講演活動にも力を注いでいる。
「病院を変えるにはシステムから直さないといけない」という思いのもと、山容病院を地域に絶対的に必要な、警察署や消防署と同じインフラとして確立することを最大の目標としている。4児の父でもある。
趣味
2004年5月~2005年1月、シルクロード単独横断(西安からローマまで、走行距離 1万キロ)
2007年10月~12月、2008年 3月~5月、オーストラリア横断(ブリスベンからパースまで、走行距離 6500キロ)
自転車雑誌ファンライドに「シルクロードの星」を連載
著作
小林和人:精神科病院における新型コロナウイルス・クラスターの経験.日精協誌,40(12);1161-1166,2021.
小林和人:精神科病院の医師として活躍する―臨床から管理,経営まで.精神科,32(5);481-485,2018.
小林和人:精神科病院における SNS を中心とした広報活動.日精協誌,37(3);22-27,2018.
小林和人:精神科病院における 28 ヵ月間の risperidone 持効性注射薬使用経験―入院治療に関するmirror-image 解析を含めて.臨床精神薬理, 15(10); 1689-1698, 2012.
小林和人:Ramelteon 投与によるベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬離脱へのアプローチ.臨床精神薬理, 15(9):1543-1549, 2012.
小林和人:精神科病院外来における抗精神病薬減量の成果. 精神医学, 54(1); 61-65, 2012.
小林和人:病院改革に一役買った新しい持効性注射剤.精神看護,15(1);054-059,2012.
小林和人:統合失調症慢性期に葬式躁病を発症し、その後抑うつ状態を呈した 1 例. 精神科治療学,26(8); 1049-1053, 2011.
小林和人:熊倉徹雄: 躁状態を呈した脳梁欠損症に対して quetiapine が奏効した 1 例. 精神科治療学,22(11); 1319-1324, 2007.
小林和人:Risperidone 内用液の 1 日 1 回 10ml 投与にて改善した統合失調感情障害の 1 例.精神医学,49(11);1143-1145,2007.
小林和人:熊倉徹雄:長期にわたってひきこもり,椅子に座ったままの生活を続け,両下肢に蜂窩織炎を併発した統合失調症の 1 症例.精神医学,47(10);1127-1130,2005.
―上記以外の著作―
減薬という旅の彼方に.こころの元気+(プラス),連載 2017.8-2019.3 2021.6-2022.7
精神科病院における新型コロナウイルス・クラスターの経験.心と社会 No.185;17-23,2021.
シルクロード自転車旅行.山形県医師会会報,788;11-13,2017.
明後日の方角.日精協誌,34(4);397,2015.
抗精神病薬の身体副作用.精神看護,連載 2012.3(vol.15 no.2)-2013.1(vol.16 no.1)
山形県酒田市発、精神科医療 アウトリーチ化への道のり.精神看護,連載2012.3(vol.15 no.2)-2013.1(vol.16 no.1)
シルクロード自転車旅行・ウズベキスタン精神科病院見学記.郡山精神医療,21;139-154, 2006.
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